電車などの混雑している場所や
病院では、携帯電話の電源を切ってください。
これは風の馬オープン当時から皆さんにお願いしていることです。
ようやく最近、電車のポスターなどで認知されてきましたが、
「携帯電話で会話をしなければいい」だけだと、
ほとんどの人が思っているのではないでしょうか?

実はそうではないのです。

電源が入っていると、心臓にペースメーカーを植え込んでいる人、
耳に人工内耳を装着している人などに悪影響を与える可能性があるのです。

私は以前、電車やバスで「ペースメーカーを入れているので携帯を切ってください」と
お願いしている人を何度か見かけています。
ペースメーカーを入れている人達にとって、携帯電話は「動く地雷」だといいます。
実際、バスの中で具合が悪くなった人も知っています。

携帯電話とペースメーカーの距離は22cm以上なら問題はないとされていますが、
ペースメーカーを装着している人達にとっては、どんなに離れていても恐怖なのです。

今の携帯電話は会話だけでなく、メールや画像のやりとり、音楽を聴いたりと便利ですが、
身近なところで怯えている人達がいることを忘れないでください。

電車などの混雑している場所、そして病院では携帯の電源を切ってください。
ご協力をお願いいたします。

「風の馬 ー天使の贈り物ー」SOU-MAMA

■関係資料■
総務省(2006.5.30)
電波の医療機器への影響に関する調査結果

電波環境協議会(2004.4.21)
医用電気機器への影響を防止するための携帯電話端末等の使用に関する指針

日本医用機器工業会ペースメーカ協議会(1996.3.22)
暫定ガイドライン

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