No.2('98)

はじめまして 颯馬くん。
おばちゃんの初めての赤ちゃんも颯馬くんと同じ病気で天国に行きました。
生まれた翌日に産院から大学病院に転院、生後6日で手術、2度の心臓停止、
そして脳死状態ですと告げられ、生まれてから2ヶ月半、
平成9年1月にパパの腕の中でうれしそうな顔で旅立ちました。
負担がかかるからとずっと眠らされていた事、
手術の後、胸を開けた状態でICUに戻ってきた事、俊哉も同じでした。
颯馬くん、颯馬くんより1つだけお兄ちゃんのうちの俊哉と
仲良く遊んでいますか?
どうかこれからも俊哉とお友達でいてね。

颯馬くんのパパ、颯馬くんのママへ 
「風の馬 −天使の贈り物−」という言葉に心ひかれ、
開いてみた私の目に飛び込んできたのは我が子と同じ病気。
涙があふれて止まりませんでした。
姉2人がそれぞれ4人、元気な子を産んでいたし、
妊娠中も順調だと言われていたので、
いきなり心臓奇形ですと言われてもなんだか夢を見ているようでした。
初めて我が子を抱いたのは大学病院に移ってからの生後4日目、
薬で眠らされ人工呼吸器をつけた状態でした。
母乳をあげられなくて薬で止め、ミルクもチューブで1ccから始め、
10ccを消化するのがやっとの状態でした。
脳死状態だと告げられてからは毎日のように抱く事ができましたが、
痛いともつらいとも言えない息子を見ているしかできない日々でした。
SOU-PAPA、SOU-MAMAの気持ち、痛いほどよくわかります。
それが親兄弟で心配したり、元気づけようとしてくれて言った言葉でも、
同じ思いをしてない人にあれこれ言われるのはたまりませんでした。
でも物事を前向きに考える母譲りの性格で
次の子の事を考えられるようになったのは早かったです。
次に生まれる子に一生懸命がんばったお兄ちゃんの事を
話してあげたいと思えるようになりました。
颯馬くんと俊哉は年も近いし、きっと二人けんかしながら
遊んでいるとは思いませんか?
また覗かせていただきます。体に気をつけてお過ごしください。