No.10('98)
HPの名前に誘われて、気軽な気持ちでHPに行きました。
内容を拝見して驚きました。soumaくん、大変でしたね。
そんな恐ろしい病があるとは知りませんでした。
折角ご両親から生を受けて無事に誕生したのに、
しかも誕生して間も無いなんて、悲しい限りです。
人間の生とは死とは何なのだろうかと考えずにはいられません。
実は、わたしも5月末に祖父を胃がんで亡くしました。
昨年の12月末に医師から祖父の末期ガンで5月位までと宣告されました。
祖父の性格からガンである事実を告げることはできないと
唯一の子供である母が判断し、本人には言いませんでした。
祖父は4月の終わりに、体調が一向に回復しないのはなぜかという
前々から感じていた疑問を、とうとう祖母に言いました。
しかし、あらかじめ医師から言われたそうですが、
一旦うそをつくと決めたからには、最後までうそをつき通すのが
ガンを告知しなかった時の方法ということなので、
本人が何と言おうが、最後まで周りは認めませんでした。
祖父は30年前に胃潰瘍で、胃の4分の3を摘出しました。
その後に祖父が母に「もしガンだったら、自殺していた」と告げたそうです。
また、末期で治る見込みがないとの事だったこともあり、
母は本人に告知することを拒みました。
しかし、わたしは2月から5月初めまで祖父母の家で
一緒に暮らしたのですが
(祖父母の家は岡山で、わたしたちは千葉に住んでいます)
本当にそれでよかったのかと思うことがありますし、ありました。
最近の本には末期ガンを克服した事例とか
末期ガンにいいと思われる治療法の紹介を扱ったものがあったので、
本の通りにすれば治癒する可能性があったかもしれないと思ってしまいます。
それには、本人の努力が必要であるため、やはり告知は避けれらません。
しかし、母が告知をしなかった気持ちもわからなくもありません。
現に、最後まで希望を持って生きてもらいたいという母の願いは、
4月の初めまでは確実に叶っていましたから。
(祖父が悪化したのは4月の第2週目からで12日に最後の入院をしました。)
祖父は胃から肝臓に転移しており、リンパ節の周りにも腫瘍があり、
リンパ節を傷つけずに腫瘍を除去することは非常に困難であることから
手術は行わなかったのですが (開腹しただけで閉じてしまった:1月)
それ以外には生死を揺るがすほどの悪いところはどこにもあるませんでした。
体の1部が悪いだけで死んでしまうなんて、人はなんて脆いものなのか。
どうにかならないものなのか。
もちろん、体の重要な器官が悪くなっているのですから、
たとえ1部分であろうと生死に関わることであるということは
頭では分かっているのですが、そう考えずにはいられませでした。
また、病気を前にして、自分の非力さを痛感させられました。
祖父の病気が判明して以来、祖父母と3ヶ月生活したことからもあり、
生と死について考えるようになりました。
そんな中で、偶然にもsoumaくんのHPを拝見できてよかったと思います。
長々とぐちのような内容を送ってしまって恥ずかしい次第ですが、
それでも大切な、世界にたった一人しかいない、
誰とも代わることのできないsoumaくんを
亡くされたお二人にメールを書かずにはいられませんでした。
享年74歳の祖父の死でさえ、このように思うところがあるのですから、
soumaくんに至っては当然のことと思います。
それに、たとえ今後お二人に新たなお子様を授かったとしても
soumaくんはsoumaくんです。
お二人の悲しみが紛れることはあっても、消し去られることはないと思います。
それはそれでいいじゃありませんか。
悲しみを乗り越える必要はないと思います。
soumaくんが誕生した瞬間の喜びや
にっこりと微笑んでくれた愛らしい様子とともに、
soumaくんがいなくなった淋しさもずっとこれから一緒に
抱えて暮らしていけばいいのではないかと思います。
周りの人に何といわれようが負けないで、soumaくんとともに頑張って下さい!